手作り食への道
私が手作り食に変えたきっかけ…それは食べ物を変えるだけで健康にも不健康にもなると知った日からでした。

vickyをはじめて家族に迎え入れた日、私は念願のワンコとの生活に有頂天でした。
飼うまでが長かった為、シツケの本を読みあさっていた私はその中に書いてあるワンコの食事について「栄養バランスはドライフードが一番。人間の食べている物を与えてはいけない」と言う事を鵜呑みにしワンコにはドッグフードをあげていればいいのだと思い込んでいました。

ブリーダーさんからvickyを連れてきた時一緒に買わされたフード…それを毎日あげていました。
vickyが6ヶ月になる頃そろそろパピーフードを止めて成犬用フードに変えようと思った頃何をあげれば良いのか迷っていました。
ホームセンターやペットshopに行きそれなりに良さそうなフードを買ってきてはあげていたのですが、何がいいのか全く分かりません。

そうこうしてる時にたまたま行ったナチュラル系のフードを扱ってるお店、vickyの毛艶が悪いと指摘され、ちょっと嫌な気分になりましたがお店の方が勧めてくれたサプリをフードに混ぜる事にしました。
サプリなんていうのはただの気休めだと思っていたのですが…2週間後vickyの毛並みが明らかに変わってきたのです。
食べ物を少し変えるだけでこんなに違うのか!そう思った私はサプリを買ったお店に走り今度はお店の勧めるフードを買いました。
もうこれで安心…vickyはこのフードとサプリを食べていれば大丈夫!そう思って肩の荷を降ろした気分になっていたのですが、そのフードを食べて2ヶ月ほどたった日からvickyの下痢が止まらなくなってしまいました。

どうして…こんなにいいフードを食べているのに…医者に連れて行き注射や薬を貰いましたが一向に下痢は止まらず…一週間ほど下痢をし続けて医者が言ったのはフードが合ってないのではないかと言う事…私はそのフードが気に入っていたのでなるべく変えたくはなかったのですが試しにと他のフードをあげるとウソのように下痢が止まったのです。
医者が言うにはそれまで大丈夫でも突然体に合わなくなる事もあるとの事…。

そして又私は何のフードが良いか一から考え直さなければいけなくなったのです。
今度はもっと自分で勉強しよう。もう人任せにしてはいられない。
そう思った私はドッグフードについての勉強が始まったのです。
しかし、勉強すればするほど難しく、誰を信じていいのか、どの情報が正しいのか迷いました。

でも、結局私が行き着いた所は私が信じていたドッグフードは完璧な食事というのがウソだと言う事でした。
それぞれのフード会社が出している成分…もし、ワンコにはこのバランスが一番というのが存在しているのならばそのようなバランスでドッグフードは形成されてなければいけません。
でも、各メーカーによってタンパク質の割合や穀物の有無など全然違います。
これは、ワンコを肉食動物としてとらえるか、雑食としてとらえるかで全然違ってくるものでそれすらも今の所明らかに分かってないのです。

それにドッグフードは「食品」では無いと言う事です。これはどうゆう事かと言うと中に入ってる成分すべてを表示する義務が日本には無いと言う事です。
何が入っているかも分からない物を大切な家族に食べさせられません。

もちろん、一生懸命ワンコの事を考え少しでも体にいい物をと考えてくれているフードメーカーも沢山あると思います。
でもそれをどうやって見極めるのか?原型が残ってないドッグフードを見た所で新しいのか古いのかさえ分かりません。成分表示も信用出来ません。
それに、ドッグフードは所詮加工品なのです。
加圧と加熱をかけられたドライフードでは酵素を取る事は出来ません.
酵素は40度以上の熱をかけると死んでしまいます。.
個体差により体の中に持ってる酵素の量は同じではありませんし、一生酵素を外から取らなくても平気な子もいます.
しかし、その数は年と共に確実に減っていく訳です.。
食事で補えるのなら酵素の沢山詰まった生の食材を与えて酵素を沢山体に取り入れてほしいと思います。

話が酵素の方に少しずれましたがそうやって突き詰めて行くと今の世の中、人間が食べている物でもあぶないご時勢なのでそれこそ自給自足をしなければいけなくなりますが、自分達が食べている
食事をvicky用に作ってあげる事は最低限、自分も食べているというので安心できます。
しかも、ドッグフードとは違い、何を与えるかの微調整は自分が選択出来ます。
匂いをかいだり見たりすれば、新しいのか古いのかも分かります。

どんな事をするにしても100%安心なんて無いと思いますが、私は自分の責任で私の家に来てくれたvickyに今私が一番良いと思っている事をしてあげたいのです。
そう考えると、フード会社にvickyの健康を任せてはいられません。

もちろん勉強も必要です。色々な本を読んだり、人の話を聞いたり…まだまだ全然足りない所は沢山あります。
でも、毎日違う物を食べさせる事により、ずっと同じ物を食べてる時より危険は分散されます。
信じていた物がダメだったと分かった時、誰も責任をとってはくれません。
つい最近アメリカのフードメーカーでカビが発見され、何頭かのそのフードを食べたワンコが死にました。
そのフードを食べてなくてよかったと思う反面、私は今回ラッキーだっただけで何時そんな事が自分の身に降りかかるか分からないのです。

もちろん手作り食も100%いいとは言えないと思います。
それに色々なやり方があります。フードと同じで完璧な栄養バランスの食事なんてありえないのです。
でも、私がvickyの事を観察し毎日尿のPHを測り、便の様子を見たり病院で定期的に血液検査をし足りない所は補うと言う事でそれは飼い主である私にしか出来ない事です。

一人一人人間が違うようにワンコも千差万別です。
試行錯誤の毎日ですがもっと勉強してvickyと楽しい毎日を一日でも長く送れるように日々努力したいと思っています。

長いダラダラとした私の勝手な考えを読んでくれてありがとうございました。

                                             2006年4月1日